王様戦隊キングオージャー第43話「覇王の大罪」感想記事

特撮・感想2

👑あらまし🌾⛄

 これまでのラクレスの行動は、ギラの宿敵であり続けることでギラを強くし、宇蟲王の懐へと潜り込むことで不死身を殺す力を手に入れるためのものだった。すべては、永劫続く戦いと滅びの歴史を終わらせ、民を救うため。ラクレスの想いに応えたギラは、その力を使ってダグデドを倒す。そして、シュゴッダムの王として必ず民を救うことをラクレスに誓う…。
 一命をとりとめたラクレスは、被告人として裁判の場に立ち、シュゴッダム王家の絶望の歴史について語り始める。
 ~東映サイトより引用

 王様戦隊キングオージャーの感想記事です。感想はアンダー。また雑誌のインタビューにも触れていて、先の展開について触れてもいる場合もあるので読むときは自己責任で。
 43話:ここを逃すと話ついていけないし、中村獅童さんの演技を見て!

💻感想💉📚

 なんで敵側が正月満喫してんだよ。
 餅つきのヒルビル&カメムシ、ごろ寝のグローディって珍しくギャグらしいギャグ。戦隊の敵幹部って偶にこういうギャグ見せるけど、こいつらでそれやると思わなかった。ミノンガンで空気変わったが。

 とりあえずシリアスとギャグの反復横跳びが酷い。ギラの出自含めて核心に迫る重要回なのに子供化ネタのせいで温度差で風邪ひくわ。話の最後でミノンガンからグダグダ復活。ゲキレンジャーパターンですね、はい…こっちはゲロ吐いてロン復活と絵面ヤバすぎたけど
 子供化された中でカグラギは長兄だからか面倒見の良さと子ども扱いのうまさが光った。その分、ヤンマのクソガキぶりが酷いし、ジェラミーの子供っぽさが際立ってた。ヒメノは喧嘩仲裁の様子が女子。

 ラクレスの口から語られる真相解明回。『まどか☆マギカ』第10話ぐらい重要じゃないかってレベルで最序盤から度々出していた放置されていた謎の回答がどんどん出たよ。
 ①ギラ全般
  →グダグダに力宿された王妃がちゃんと産んだが、王妃はギラ産んで死去
  →オージャカリバー使用可能かつラクレスとの血縁関係認められている点から王族判定は問題ないが、地球外生命体の遺伝子保有って点で万丈を思い出す
   →因みに万丈の場合、妊娠2カ月で産まれた
  →コーサスはギラの存在を一切表に出さないように命じる。世間が第2王子知らないのはコーサスによるものだった
  →レインボージュルリラを美味しそうに食べる
  →異変生じたときにグダグダみたいに機械的な音出ていたので人外
  →ラクレス、ギラを守るために養護施設に預けることを決めた
 ②レインボージュルリラはクワゴンのシュゴッドソウル
  →シュゴッドソウルなかった事、キョウリュウジャー回で変身出来た謎回収
  →食べたら異変が生じてしまい、城で暮らした記憶が曖昧の理由もここ由来かと
 ③ボシマール
  →兵士の顔を覚えている記憶力と観察眼、忠誠心の高い人だった
   →あの回想だけで優秀なの分かるわ
  →ギラの異変と兵士が偽者と気づき、カメムシは姿見せてボシマールを殺す
 ④先々代国王ことコーサス・ハスティー
  →既に故人。表向きは病死だが王の間の様子から五道化と戦って死亡は真相か
  →先々代国王。王としての威厳はあるが自信を犠牲にする姿はもうハスティー家の男
  →ギラを道具と言うが実際は家族を守りたい1人の父。ジレンマ抱えていた
  →ギラが子供のころは既に病で余命いくばくもない様子
  →先代オオクワガタオージャー
   →五道化のカメムシとグローディー相手に激闘した様子から強い

 ラクレスはすべての記録を抹消するようにリタに伝えるが、その背景も自身のやった事を(ギラと民を守るためだったとはいえ)正当化するわけにいかないもので「最悪の王」として語りつがれるべきと毅然とした態度…ハスティー家の人間こんなんばっかやん。予告でも死罪言われたけど、ミノンガン幼児化グダグダ復活したこともあり、キングオージャーの一員として戦え。という訳でギラとの握手で〆た。

 最後。ライニオールもコーサスも威厳に満ちて覚悟背負った王様なのはそうなんだけど、コーサスは1人の父親の顔を見せているので中村獅童さん…流石です。何気に怪人態だったライニオールに対してオオクワガタオージャーのコーサスと怪人・ヒーロー態両方制覇している。

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