金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件(上) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (3755巻)) (2006/11/17) さとう ふみや |
明智さん以来のスピンオフ作品。明智さんは短編だったけどね。被害者とか犯人とか平気でまとめるのでネタバレ注意。
☆登場人物
高遠遙一
本作品の主人公。全教科満点で入学、クイーンズイングリッシュでシェイクスピア作品の一節を読む、手品も上手‥すでに天才肌。髪型と言い、私服と言い、かなり質素だけど内面は取っ付きにくい。成り行きでマジック部に入るが満更でもない模様。そして母が近宮だと既に察していた(魔術列車での回想時点である程度気づいていたのは本人の弁)。
姫野優未
マジック部顧問。柔和な美人で特に偏見もなく高遠と接している。その評価は「不思議」「手ごわい」。
片倉猟介
3年生。マジック部部長でサイキック・マジック使い。藤枝を「女王様」と呼ぶが荒木田曰く「秀央のミスターマリック」。
荒木田陸
3年生。マジック部副部長でコミカル・マジック使い。口癖は「タッハ」。部の中でマジックの腕は低いと称しているが、実際の所は不明。眉毛で一ちゃん思い出した。
☆被害者
藤枝つばき
2年生。マジック部部員でクローズアップ・マジック使い。高遠も認める腕前。女王様の由来は去年、全日本学生マジックコンクールで優勝したため。近宮(高遠の実母)はあこがれ。高遠と彼女は似ていると思っている。
第一被害者で絞殺後、首を切断されてしまう。鍵穴からそれを覗くのははっきり言って怖すぎる。
霧島純平
1年生。高遠の同級生でクラスメイト。マジック部部員。気さくな性格で高遠をマジック部に誘った人物。2話はゾンビボールをやっていた。
第二被害者で首だけ廃屋の中で鎮座、その直後に電気が消えて屋内爆発。メールで呼び出して穴からのぞいて発見するパターンは藤枝の時と同じ。
黒江真砂也
2年生。マジック部部員でカード・マジック使い。去年トップで入学した。常に笑顔で人当たりは良さげだが黒い発言が多い。藤枝の事が嫌い。
第三被害者で首だけ部室に鎮座していた。
ネタバレ→本来なら姫野先生を殺す予定だったが黒江はパソコンの事に気づいたために殺された。
☆そのほか
吉田
英語教師で小言がうるさそうなタイプ(1話)。気力なさげな高遠よりも生徒にチョーク投げる方が問題あると思う。
高遠の父親
高遠自体が「実父じゃない」といっているあの人物(3話)。なんでも近宮さんに全く似ていなくて、段々「悪魔」と評した人物(高遠の親父か?)に似てきたらしい。まじでジゼルと高遠の父親って何者…?
近宮玲子
名前のみ登場(2話)。天才マジシャンで高遠の実母だがこの時期は存命。この数年後、左近寺の細工のせいで転落死。藤枝の目標。
ナターシャ
高遠家にいる家政婦(7話)。
権藤
今回出ている刑事のおっさん。感じ悪いとしか言いようがない。
☆犯人
死神マジシャン
この事件の真犯人。誰なのかは↓
…実は生きていた「霧島純平」。悲恋湖・鬼火島に続く「死んだと見せかけて実は生きていた」犯人3代目。
藤枝の殺害動機は「高遠に興味を持っているから」と身勝手すぎる位に身勝手なもの。黒江は所々不謹慎な発言こそあるが、これで殺されるのはあまりにも可哀相すぎる。
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