ちょっとしたアニメ語り:仙界伝封神演義(1999年7月~12月放送)

アニメ・漫画

 ☆作品概要

 紀元前11世紀の中国、殷王朝の時代――――。
 時の皇帝・紂王は文武両道とうたわれた名君の誉れ高い人物だったが、絶世の美女・妲己をその妃に迎えて以来、魂の抜殻のような状態になってしまう。実は妲己は邪心を持つ仙女であり、誘惑術(テンプテーション)によって皇帝を操り、仲間の妖怪仙人たちをも王宮に引き込んで贅沢三昧の日々を送っていた。
 一方、はるか天空に浮かぶ仙人界・崑崙山脈の教主・元始天尊は、人間界が妲己の魔手により荒廃していくことを憂慮し、人間界・仙人界にまたがるビッグプロジェクト「封神計画」を実行に移すこととし、その実行者として道士・太公望を任命する。元始天尊は太公望に「封神計画」とは、悪しき仙人や道士の魂を新たに創設する「神界」に封じこめる計画であるといい、宝貝・打神鞭と霊獣・四不象を与えた。
 かくして太公望は計画実行のため人間界におもむくことになり、次々と襲ってくる妖怪仙人たちと戦うことになるのだった。
 引用先:dアニメ内「仙界伝封神演義

 藤崎竜原作の「封神演義」(週刊少年ジャンプで1996~2000年まで連載)をベースにアニメ化した作品。ただし放送当時は仙界大戦終盤~牧野の戦いあたりだったため、途中からアニオリ展開になったために微妙な声は拭えないけど、4年前に2度目のアニメ化作品が酷過ぎて最評価が進んだという珍事発生。後は「原作未完なのでアニオリはある程度仕方ない」とフォロー側に立つ人もいるっちゃいる。
 ぐぐったら、公式サイトは健在していたのでリンクは↓
 ・仙界伝封神演義

 ☆語り
 元々、同級生の勧められたのがきっかけで見て原作も読んでいたけど違いには「え?」となりながらも家族全員で最終回まで視聴していた。雷震子の扱いが原作のウン億倍よくなったのもだけど、独自展開だが決着はつけて原作では勝ち逃げだった妲己を倒す結末となった仙界伝の方が好きなんて人いるんじゃないかね。いなかったら、すまん。
 半年放送だったので出ていないキャラもかなり多いし(十二仙にしても喋ったのは太乙と普賢のみ。他はゲームなどの媒体で漸くと言った感じ)、「なんじゃい、その扱い」と突っ込みたくなる展開もあっただろうよ。私も現にそうだったので偉そうなことは言わない。けど覇穹を1話切りしてしまったのに対して仙界伝は毎週見ていたのを思うと、思う所はあるけど何だかんだで毎週楽しみにしていたんだってなったよ。
 そんなこんなだけど主題歌2曲とも今でも人気高い。褒める箇所がその位しかないって意味だと言えなくもないが。

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