閃の軌跡 Northern War 第7話感想記事「重ね塗られた鉛色の真実」

軌跡シリーズ

⛄あらまし

 帝国に拘束されたマーティを残しノーザンブリアに戻ったラヴィたちは、偵察調査の終了を告げられる。再び教官としての任務についたラヴィだったが、宮殿で祖父ヴラド失脚の原因となったバレスタイン大佐殺害の真実を知る。
 帝国がノーザンブリアへ「ケルディック焼き討ち」の賠償請求を求めたという報せが入り、グラークはラヴィに祖父の意思を継ぎ、共に国のために戦おうと持ちかける。
 脚本:平松正樹
 絵コンテ:こでらかつゆき
 演出:門田英彦
 総作画監督:原 将治
 引用:#07「重ね塗られた鉛色の真実

『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』感想記事です。原作ゲームの話を含むのでネタバレ多い。

略称は↓
『空の軌跡FC』→FC
『空の軌跡SC』→SC
『空の軌跡 The 3rd』→3rd
『零の軌跡』→零
『碧の軌跡』→碧
『閃の軌跡Ⅰ~Ⅳ』→それぞれ閃〇 ※〇には該当作品のローマ数字
『創(はじまり)の軌跡』→創
『黎(くろ)の軌跡』→黎
『黎の軌跡Ⅱ』→黎Ⅱ

■雑感は「やっと加速したストーリー」

 バレスタイン大佐の死の真相がニーズヘッグの少年兵に撃たれた…は「え、庇って死亡ってそういうことなの?」状態。グラークはこの出来事利用してブラドを失脚させるという真っ黒爺。いや、ブラドが望んだことと猟兵内の軋轢対策とはいえ、酷いものは酷い。BGMやセリフ含めて閃Ⅲの3章で語られた内容を踏まえていたのは好感持てた。こういう所は考証入っていて丁寧なのにね。
 ラヴィたちはノーザンブリア戻って内偵チーム解散後はそれぞれの任務に就くことになったけど、ラヴィは祖父の失脚と大佐の死の真相を同時に知った上でどう動くのか?とにおわせ、タリオンもイセリアもどうするか考え中。賠償の件が出たので物語の流れが速くなったというか、今までが遅すぎた…。一方でマーティンはレクターと交渉。不穏な展開になるフラグが凄い。
 ついでにいうと結社も本格的に動くって感じでCパートにはわんさか。ディバリィ、ブルブラン、ギルバート、アイネス、エンネアとゾロゾロ。今まで以上にゲーム既存キャラ出してきたよ、今回。リィンはエリオットとマキアスと一緒に世間話してたし、セリフこそないけどレクターとマーティンの会話中にアストライア女学院の3人組も登場。閃ⅡのEDの写真も出していたので登場したキャラの数だったら現時点で最多になるかもしれない。

今回登場したゲームの既存キャラは下記の通り。

登場→リィン、エリオット、マキアス、カンパネルラ、デュバリィ、ブルブラン、サラ(猟兵時代)、バレスタイン大佐

セリフなし(写真)→アリサ、ラウラ、エマ、ユーシス、フィー、ガイウス、セリーヌ、クロウ、トワ、アンゼリカ、ジョルジュ、サラ(遊撃士)

セリフなし→エリゼ、アルフィン、ミュゼ、ギルバート、アイネス、エンネア

名前のみ→オズボーン、ユーシス

 

■エリオット・マキアスについて

Q.エリオットって、どんな人?
A.ヘイムダル出身。父は軍人、母は故人でピアニスト、姉はピアニストと音楽一家。
 元トールズ士官学院Ⅶ組→音楽院(1年で卒業)→音楽家・アストライア女学院臨時講師。
 最初にリィンと仲良くなったのは彼で他の旧Ⅶと比べてリィンとの再会タイミングが早かったりする。出身地が同じマキアス、学院祭の打ち合わせをしたクロウ、最初に仲良くなったガイウスと本編で割と大体の人と仲良くなれているがユーシスは出身が出身だけに当初は身構えていた。
 基本的に大人しい性格だが、たまに言動が辛辣な上に音楽関係は超スパルタ(※ただし笑顔)とギャップがかなり激しい。外見は母親似だが、こういった厳しさは父譲りと言ったところか。あまりのスパルタぶりにアリサには「音楽関わると人が変わる」と突っ込まれた。
 服装は音楽院の制服。

Q.マキアスって、どんな人?
A.ヘイムダル出身。父は帝都知事、母は故人、従姉は故人。
 元トールズ士官学院Ⅶ組→政治学院(1年で卒業)→司法監察院。
 閃Ⅰ序盤はユーシスとの喧嘩が絶えず(訳あって)極度の貴族嫌いだったが徐々に態度を改めていき最終的にユーシスとは喧嘩友達に、また出身地が同じということでエリオットとも仲良くなっている。またランディとダドリーとも交流をしており、ダドリーの場合はシリーズやってる人ほど待っていた組み合わせでもある(真面目、眼鏡、銃、コーヒーなどなど)。マキアスは拳で戦わないけどね
 真面目な突っ込み役で努力家な一方でいじられ役な面も。入学試験では次席(主席はエマ)。コーヒー大好きでこだわりも強い。
 服装は閃ⅠのDLC衣装

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