風都探偵14巻 ※ネタバレしかない

特撮

 ジョーカーメモリの全サ+店舗特典+アニメ版ガイドブック同時発売と今回はてんこ盛りな印象。単行本表紙は119話のカラーページ。
 話の方は、ときめの謎に切り込んでいる…と、だけ。それ以降はアンダー。

 今回の話を要約するなら「ときめの謎が明かされ、ジョーカー・ドーパントが初めて登場した」、と言うお話。
 ときめの素性は元裏風都史上最悪の殺し屋で「魔女」と呼ばれていたこと、またコネクタがない理由はドライバを使っていたため。ドーパントに変身する際はコネクタが付いている筈だけど彼女にはそれがないため(作中で亜樹子が確認済)、納得の理由ではある。
 この回でジョーカー・ドーパントが初めて登場。変身時は🃏のカードが出てくる、アニメで見てぇ。ビジュアルも独特な模様と突起がある以外はいたってシンプルでスマート。オーラをカードにして飛ばすとか、ギルティギアのジョニーみたいに相手をカードに閉じ込めるとかカードにまつわる攻撃がかっこよかった。オーラの理屈は翔太郎を見ていれば納得。万灯とフィリップが解説してくれました。
 万灯サイドは秀夫は光に万灯のやり口を伝え、互いに消されないように考えて立ち回ることに…。考えて動かないと死にかねない。
 探偵事務所はときめの依頼で一葉探しをしていたけど、死神が一葉殺したため後味の悪さが半端ない上(見つけたので依頼そのものは達成している)、ときめもいなくなってしまったので余計にやりきれない。亜樹子は今回もフィリップの検索の助けになっていました。
 初登場キャラはデス・ドーパントこと死神「矢ノ神夜一」。映画で以前出ていたみたいだけど偽者だった、との事。能力は「メモリの力を消す」ので厄介そのものだが欠点は奪う力が相手に届かないと意味がない事。髑髏1つにつき1つの能力しか消せない点はあれど後で追加できるのでネックと言いづらいかも…。実際にジョーカー・ドーパントはまとっているオーラが防護幕の役割を果たしているので届かず、Wはメモリチェンジで乗り切るなど、対策練られたのは詰めが甘いというかなんというか…。あるいは慢心。最期はジョーカー・ドーパントに変身したときめにとどめされてて死亡。キックは基本。

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