仮面ライダーギーツ第47話「創世Ⅸ：ホンモノの仮面ライダー」感想記事

特撮・感想2
2023.08.13

🦊あらまし🥷

　「本来、私が背負うはずだった宿命を、英寿様が…」
　一時の安寧を過ごす景和の前にケケラが現れる。彼が仕掛けるのは一般人を人質に取った「仮面ライダーゲーム」。推しである景和を真っ向から叩きのめすと息を巻くケケラ。英寿を信じ世界を守ることを決意した景和はその挑戦を正面から受けて立つ。
　ケケラを捉えた景和の真っ直ぐな瞳は、平和を願うだけだった頃とは見違えるほどの光を宿している。
　卑劣な手で追い詰めてくるケケラによって人質の生命が危機に晒される絶望的状況。
　“本物の仮面ライダー”とは何か、その問いの答えはー。
　～ポータルサイトより引用～

　

　ケケラが黒いツムリの力でバッドエンドゲームを開始。姉を取り戻すことができた景和の前に現れると、「俺のバッドエンドゲームを始めようぜ」と挑発する。
　創世の神に近づきながらも景和の身を案じる英寿の前にジットが現れた。創世の力を得たものの意志は消滅してしまう。
　「意志なき神となれ、浮世英寿！」
　そんなジットの前で英寿の体はさらに石化が進み…！
　～次回予告より引用～

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仮面ライダーギーツの感想記事です。感想はアンダー。また雑誌のインタビューにも触れていて、先の展開について触れてもいる場合もあるので読むときは自己責任で。

黎明（1）→邂逅（2～9）→謀略（10～16）→乖離（17～24）→慟哭（25～32）→慕情（33～38）→創生（39～）

🐱感想🐂

英寿側：ギーツ（英寿）、タイクーン（景和）、ナーゴ（祢音）、バッファ（道長）、パンクジャック（ウィン）、ツムリ
運営側：スエル、サマス、黒ツムリ
脱落：ベロバ、ケケラ、ジット（GM）　※元々スエルの右腕
・景和vsケケラ、英寿vsジット
・道長の謝罪
・許す沙羅
・沙羅→道長「バッファローさん」、景和→道長「道長さん」、景和→大智「大智くん」、ジット→景和「タイクーン」、ツムリ→ウィン「ウィンさん」
・置物になるライダーたち
・英寿の危機→景和たちの奮闘と英寿自身の意思で破りました
・驚く顔がそっくりの姉弟
・ケケラの願い「タイクーンの最期」
・大学生です
・日曜のお茶の間
・活躍の場を見せる大智
　・ジャマトの制御
　・サラたちを助ける
　・反省の色は見せている
　・景和「一言多い」
・「罪を憎んで人を憎まず」、英寿の約束を守る景和
・道長も大智も憎もうとしない景和
　・酷いことをしたのは自身もだと語る
・仮面ライダーゲーム
・ジリオンドライバーでジット変身。仮面ライダー名はリガド
　・スエルも変身。リガドオメガ
　・ニンジャバックルは景和から盗んだわけではなかった
　　・QB9対策
・蛙化現象
・ニンジャバックルの変身、40話以来
　・叩く仕草は7話でもやってた
・ブジンソードの変身。ニンジャフォームから直接
　・刀は使わずキックで決める
　・目は赤く光った
・願いは書かない事で英寿の神化回避につながった
・ブジンソードもギーツⅨもキックで〆る
・ケケラもジットも消滅
・満足げに消えるケケラ
・一応感謝している点だけは伝える景和
・英寿、景和と拳タッチ
　・英寿「お前たちのおかげだ」　景和「なんかしたっけ？」
・なんかしたっけ？
・ジットはスエルがデザインした右腕
・黒ツムリん「お悔やみ申し上げます」
・「終幕のデザイアグランプリ」開幕で〆
　景和編はケケラの決着と共にこれにて完結。
　ケケラのせいで道長・祢音・ウィンの出番は殆どなくて、ほぼ英寿・景和・ケケラ・ジットで進んだ。がっつりと景和の話やってたね、英寿もだけどね。
　道長の謝罪から始まり、許す沙羅は本当に懐広いよ。景和も「さん」付けになっているので、そこんところ細かい。そしてライダーたちの置物化のシーン。道長が人形になって驚く顔が姉弟そっくりに演じている役者さんたち凄い。祢音＆ウィンの置物で困惑しているツムリはギャグすぎた。笑えないけど。
　とにかく今回は景和編最終回にふさわしく、英寿との約束もあって散々不幸に追い詰めてきた大智の事を憎まず、前回で道長を許し、「仮面ライダー」ってなんぞや？の彼なりのアンサーだした流れが良かった。加えてケケラを化かしたの良かったぞ。凄かったのは願いを書かなかったので英寿も感化されて自身の意思で石化回避につながった事。この時の熱演は必見。この勢いでジット撃破する英寿はおかしい。
　40話以来のニンジャフォームが大変良き、変身ポーズも久方ぶりの仕草込みで最高。デュアラーを足場にして攻撃したのが好き。そしてブジンソード変身もアーマー出てきて変身ってプロセスかっけーし、複眼が…赤く光って最高すぎた。でもってキックで〆るのまじライダーね。今回は武刃なし。変身直後に即ブジンソードビクトリー準備してたよ、怖い。がっつり戦ってたベロバ戦との違いが出てた。まー、ニンジャ＆ブジンと2形態あるからそうでもないか。ブジンソードの変身音はavengeのままだったけど次回はどうなるのやら…。てれびくんの写真で祢音とのW変身あったので、ちゃんと直接変身あるの嬉しい。でも変身音とかどうなるんだろうね。気になるー。


　ケケラの最期が満足げなのが無敵すぎるだろ、アンチになるわ、厄介オタクだわ、この蛙なんで満喫してんだよ。景和が感謝した事伝えたのもでかそう（こういうところ含めて景和らしけどさ）。冒頭で蛙化現象で大智が皮肉ったの面白い。敗因はあれだわ。大智も一緒に景和と閉じ込めた事だ。ジャマトの生態の知識が浅いのも仇になった？こういっちゃ難だけど「何の策もなく突っ込むわけないだろ」って話よ。大智が介入したらダメみたいなルールがあった訳じゃないし、ガバガバなケケラが悪い。
　その大智。公式のコラムじゃないけど反省して…いや、まじで。デザスターから始まった景和に対する沙羅恨みと執着もここで決着つくかー。意外なのは沙羅を守った事。一言多いのはあれだけど、仕事はきっちりした印象。
　英寿はジットとの対決メイン。石化の危機ーーーー！と思ったけど、景和たちが頑張っている姿を見て自身も石化を自力で解いて元の姿に戻って、そのままギーツⅨに変身してジット倒しちゃう流れがヤベーイ。ジットに勝った後、景和の所へやってきて拳タッチするの王道すぎて好き。自由になれたのは景和たちのおかげと言うけど、自覚のない景和は本当に景和らしい。
　ジットの変身シーンもリガドのデザインもかっこいいよ。ベルトの高級感が凄くてジットの正体を思うと納得の出来。変身音はリガドの見た目同様に禍々しいし、スエルが変身すると「オメガ」になって目が開くギミックが気持ち悪いけど禍々しさ出ているので、良いデザイン。戦い方は暴力って感じだけど、ニンジャバックル出してQB9対策したのうまかった。正体はスエルがデザインした右腕で英寿に負けた後、そのままスエルは吸収された。だからスケスケだったのか…。

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