ブジンソードの戦闘シーンを振り返ると強さと活躍の塩梅良かったと思う、という話

特撮

📝はじめに…

 前作『リバイス』の2号ライダーこと仮面ライダーライブ(変身者は五十嵐大二)の強化形態のホーリーライブ。その扱いがあまりにも酷すぎたため(設定上力を発揮できない理由はあるにせよ、それでフォローしきれない程)、「今回登場したブジンソードはかなり気を付けたんじゃないのか?」って話。
 ブジンソードの人気についてはバックルが予約開始1時間ほどで打ち切った→のち再開→早いタイミングで1次受注締め切り→2次開始なので話題性ばっちり。単純にデザインカッコいいし、ギーツⅨと並べると対比が綺麗なぐらい。

 

 

🦝(1)黒星少な目

 殆どの話で勝っているため、戦績自体は悪くない。ただ悪い意味で気持ちが安定していた41・42話はともかく
 ・家族の死でかなりの揺らぎはあったものの戦い自体は瞬殺だった43話
  ・戦いに事関して言うなら復讐が目的だったためか揺らぎ少な目で瞬殺していた
 ・精神的に追い込まれている状態だが何とか勝てた44話
  ・現に道長のリボルブオンによるラッシュで怯んでいる上、膝ついている
 ・元々景和の説得のために動いていた英寿とどん詰まり状態で戦っていた景和だった45話
  ・とはいえ英寿は随所で攻撃をさばいている、場所誘導など経験者の描写はある
  ・景和はモンスターバックルやブーストバックル使用。ギーツⅨとの差別化か
 内訳をみると、危ない面はあるにせよ勝ち続けていたのは確か。45話は英寿が本気出していないため、何とも言えない(出したら勝ってたか分からん)。ただ事情知らなければ景和が勝ったと見える。戦っていた景和は敢えて変身解除していたのは見破っていたけど。
 映画については予告映像を見る限り、Ⅹギーツに善戦するも押され気味の模様。16日放送後のTVでやってた予告映像ではその様子が映っているがWeb版では人物紹介ラッシュシーンでカットされている。

 

 

🦝(2)強さのさじ加減

 道長大智英寿、ターボンとターボン以外は作中でも「強い」と言われているキャラなので、この辺も前作と大きく異なる。雑魚狩りばっかりだったリバイス…。
 道長はデザグラファイナリストで実力自体は問題なし。ゾンビバックル特有の照井級の不死身補正やリボルブオンのように器用な戦い方を見せている。タフすぎる事を踏まえてちょうどいいし、負けてもブジンソードのスペックが高い事と戦い方に工夫がある所を見せているので道長の格が下がると考えにくい良い塩梅。と言うより2度目は景和が不安定だったとはいえ膝をつかせたのはデカい。
 大智もデザグラファイナリストでデザロワ編でもその実力は落ちることがなく、ジャマトになっても特別格落ち感はなかった。とはいえ、女神の力製バックルの前では分が悪かった模様。戦闘とは別に沙羅の件があるため、この時の景和は英寿いなかったら本気で大智を殺そうとしていた
 英寿と戦ったのが作中でも僅か2回(16話・45話)なので、彼との対決をやりすぎない展開は良かったと思う。そもそも互いに戦う理由がなさすぎるんだよ…。16話は狐狩りの不正を暴くため、45話は景和を説得するためと事情違うけど、運営が景和に圧力かけた点は共通。

 

 

🦝(3)演出は凝っている

 円月殺法で月を出し、ビクトリーで初回のみ墨絵の演出と和風の演出もさることながら、変身終了直後に少しだけ抜刀、構えなど動き1つでも元のビジュアルの良さも相まって画になっている。
 瞬殺だった43話でも変身→暗転→抜刀の流れが綺麗だし、44話は刀身を鏡代わりにして反撃の準備をする、45話はマントで切っ先隠す…監督ごとの拘りが見えてくるので見てて面白い。展開そのものは地獄だけど。坂本監督回は動くし、エフェクトカッコいいし、アクション得意な人が初陣の回で良かった…。

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