仮面ライダーガッチャード第20話「微笑む天使(エンジェル)、笑えぬ真実(ジョーク)」感想記事

特撮・感想2

💍あらまし

 黒鋼スパナは焦っていた。素人でしかなかった一ノ瀬。保護対象のはずだった九堂。
 そのどちらもが「仮面ライダー」として自分より強い力を手に入れたこと。
 もっと力を……。もっと強さを!!
 そう翳るスパナのもとに長い旅に出ていたはずの両親が突然現れる。両親との再会に笑顔をこぼすスパナ。自分にも守るべき、帰るべき場所があるかもしれない。
 しかしそれは、天使が与えた、淡い夢。スパナに対する、最も卑劣で残酷な罠。冥黒の遣い、闇の天使が嗤うときスパナの慟哭が虚しく響くーー。
 ~ポータルサイトより引用


 宝太郎らのもとに鏡花がやってきた。訝しがる宝太郎らの前でスパナの師匠だという鏡花は、宝太郎らも知らなかったスパナの過去を語り始める。
「すべての始まりは10年前…」
 そのころ宝太郎やりんねのように強くなれないと思い悩むスパナの前に両親が現れた。久々の“親子の再会”を喜ぶスパナだったが…!?
 ~次回予告より引用

仮面ライダーガッチャードの感想記事です。感想はアンダー。
また雑誌のインタビューにも触れていて、先の展開について触れてもいる場合もあるので読むときは自己責任で。

1~10話第1章「ガッチャ!ケミー!」

11~15.5話第2章「襲来! レベルナンバー10!」篇 ※15.5話=映画

16話~第3章「解体!錬金アカデミー!」

🚂感想

✨カード(ガッチャード・1号):スチームホッパー、Fガッチャード
🦄カード(マジェード・2号):サンユニコーン
🔧カード(ヴァルバラド・3号):
🔥カード(デイブレイク):
🦹カード(ドレッド):
🃏カード(登場):エンジェリード(アトロポス)、ダイオーニ(鏡花)
🃏カード(回収):
🍱創作料理ほか:
✨宝太郎。りんね・ミナト・スパナ「一ノ瀬」、珠美・加治木・アイザック・クロスウィザード・英寿・景和「宝太郎」、マっさん「宝(ほう)ちゃん」、シマちゃん「宝太郎ちゃん」、蓮華「お宝(たから)ちゃん」、錆丸「宝太郎(君)or一ノ瀬」、クロトー「クソガキ」、鏡花「お気楽ボーイ」、デイブレイク「一ノ瀬宝太郎」「お前」、風雅「少年」
🦄りんね。宝太郎・ミナト・スパナ「九堂」、スパナ・鏡花・デイブレイク・英寿「九堂りんね」、珠美「九堂さん」、蓮華「優等生ちゃん」、アトロポス「りんねちゃん」、風雅「りんね」
🔧スパナ。宝太郎・アイザック「スパナ」、りんね「黒鋼先輩」、蓮華「黒鋼パイセン」、錆丸・ラケシス「黒鋼スパナ」「猟犬」、道長「お前」
💍ミナト。宝太郎「ミナト先生」、りんね・錆丸「先生」、スパナ「(ミナト)先輩」、鏡花「ミナトくん」
🪷蓮華。宝太郎「蓮華さん」「蓮華お姉さん」、りんね「先輩」、錆丸・アイザック「蓮華」
💻錆丸。宝太郎・りんね「錆丸先輩」、蓮華「サビー」、スパナ「鶴原錆丸」、ミナト「鶴原」
👓加治木。宝太郎・りんね「加治木」
👩‍🔧鏡花。りんね・スパナ「鏡花さん」
🔥デイブレイク。宝太郎「ガッチャード」
🎮ギーツ組まとめ。宝太郎→英寿「英寿」、宝太郎→景和「タクアン」「景和」、蓮華→祢音「ニャーコ」「祢音ちゃん」、スパナ→道長「あんた」、釘宮・クロッち→英寿「浮世英寿」
・訪問、キッチンいちのせの鏡花
 ・宝太郎たち、ここで鏡花と初めて出会う
・スパナの過去
 ・10年前に両親をグリオンに殺される
 ・黒い炎
 ・鏡花はスパナの記憶を消し、彼と向き合っていった
 ・両親は武装錬金術師
 ・スパナの錬金術師としての素質は天才だが、それ故に危険
・両親、エンジェルマルガムによって蘇生→グリオンに消される
・グリオンの実験成立でマルガムにされたスパナ
・ドン引きするミナト
・不服なラケシス
・スパナ専用ドライバーに必要なカードが「マッドウィール」「ダイオーニ」
・変身の課題
 ・「マッドウィール」「ダイオーニ」のカードが必要。レベルはどっちも6
 ・黒い炎をどうするか
・襲撃、鏡花の研究所
・スパナ、研究所を去る
 とんでもねぇワンクッション置いたスパナの仮面ライダー変身の試練回でした。はい。
 絶望展開のガッチャンコ回。
 ジュウオウジャー→バングレイの力で母親蘇生して再会したがバングレイに消された大和
 ゼンカイジャー→ボンワルドの母と再会したが暴走して殺されかけ、ジレンマとの戦いが長かったステイシー。五色田家の出会いがなかったら本当に危なかった
 ギーツ→10年前両親はジャマトに殺され、終盤ベロケケたちのせいで姉を失い暴走。1度は失った家族全員蘇生したが再会敵わず電話越しで家族の死を知った景和
 ウィザード家族全員メドゥーサに殺され、姉はメドゥーサの人間態にされた真由。復讐の戦士であるものの、晴人たちと協力し、魔法使いのスカウトも相手の意思を尊重する理性の人
 思い出しただけでも、この辺りのガッチャンコが酷い。ウルトラシリーズだったらレオやタイガ辺りが悲惨(未見だけどネクサスも相当えぐいって話だし…)。道長みたいだと言われ続けたけど家族の死という点では景和だよね、スパナ。
 なんで景和道長ハイブリッドキャラが2人もいるんだよ、この作品。
 そうだった、杉原監督はギーツだと43話・44話担当!!なんで過酷な回を…なんでや…!!

 ただ景和は本音を抑え込む性格だから「助けて」が全然言えなかったのに対して(姉ちゃんに苦労欠けない一心で優しい弟であり続けようとしていたのがつらい。いや、根っからのお人よしではあるけどそこはそれ)、スパナは言ってた違いはある。けど宝太郎は本当に助けに行きたかったのにできなかったの歯がゆいし、ミナトは…出来ないだろ、あの状況。かなりきつかった。

 レギュラーキャラの怪人化。しかもスパナの怪人化の過程がえげつなくて、1度ヴァルバラドの見た目になったけど、仮面はがしてマルガム化。後で腕だけマルガム化と器用すぎる事やってた。不気味なデザインだけど、今回の話の流れを踏まえると秀逸なデザインなのがずるい。

 スパナのターンがすごく重かったので冒頭のヨーヨー同好会のくだりのみ平和だったな…。あと、宝太郎&りんねのW変身で「ギーツⅨとブジンソードのW変身見たかった…」になっちゃった…。

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