マイ伝SS・第2章第3部

 ツイッタでやらかした子供化ネタ。全員生存のifとか無理ある設定です。ご了承ください…では。



 ◇第2章「生活」 第3部
 ―第102日目
 デストロン基地。コンボイが子供になってから元に戻る手がかりを探す戦士はしっかりいた。ホットロッドの親友でメガトロンに過去助けられた経緯でデストロンとして戦っているランページである。彼はデータというデータを探してみたが中々作業は進んでいなかった。メガトロンに聞いたところ、たまたま古いデータを漁って見つけたくらいなので、本当に正確な場所は把握していなかったらしい。とはいえ分野位は覚えていたので、そこを重点的に探していた。
 「量が膨大すぎる上にデータが傷んでいて何がなんだかよく分からないな…」
 「ランページ、何をやっている?」
 「アイアンハイド…司令官の体を元に戻す方法を探している」
 アイアンハイドはメガトロンの不機嫌の理由は分かっているので、確かに元に戻って欲しい気持ちはあった。イカトンボも一応、とばっちり受けるのを嫌がっているので何だかんだ探している最中だ。偶に今後の事を話し合うためにジェットファイヤーとホットロッドは来るものの、コンボイは当然来ていない。来る時もあるがその時はジェットファイヤー達が全力で守るため、中々話せなかったのだ。
 「メガトロン様はどうしている?」
 「憂さ晴らしにサンドストームとイカトンボと一緒に鬼ごっこだ」
アイアンハイドの返答にランページはため息をつくばかりだった。コンボイはかつていたサイバトロン軍の総司令官。スタースクリームの言うとおり彼は信頼における指揮官なのはよく分かっているし、何よりもホットロッドが直属の部隊に配属されたのだから、放っておくわけにはいかない。あの穏やかな人柄と芯の強さは皆を引き付ける。ホットロッドが言うには、あまりの負い目に泣きそうな顔しかしていなかったが、今は笑うようになっているとの事。それを聞いただけでも安心できたのだ。
 「おい、ランページ…これじゃないのか?メガトロン様が作った装置」
 「…!!これだ!素粒子コントロール!!」
 「で、どう書いてある?」
 ランページは素粒子コントロールの仕組みが書かれたデータを漸く見つけ、ダウンロードを始めた。その最中にデータベースを読み始めた。
 「…で治す方法は…」
 「どうなのだ?」
 「…元に戻す装置の作り方は確かに載っていたが複雑すぎる。それに出来たとしても戻ったら戻ったで体の負担が大きいらしい。それ故に時間経過しか解決がない、と書いてあった」
 「そうか…どのくらいで戻るのだ?」
 「当てた時間次第で変わる。あのときの時間は司令官が入ってすぐだったし、1分か2分か…。これだと半年はかかるそうだ」
 つまり後78日は最低かかる。戻る方法は時間経過しかないとはいえ、分かっただけでも大きな手掛かりとなったのだ。
 「俺はこのコピーデータを司令官に渡してくる。その間、仕事頼んでもいいか?」
 「それは良いが、メガトロン様にひとこと言ってからにしておけ」
 ところ変わってサイバトロン基地。ランページ達が素粒子コントロールのデータを見つけていたころ、コンボイはスタースクリームとホットロッドと共にのんびり過ごしていた。
 「いつ見ても立派な庭だな」
 「とっつぁんの力作でラッドたちの写真のおかげだぜ」
 「花と葉っぱが光っていて綺麗だよね」
 「スタースクリーム、ダウトだろ」
 「…ぐぅ!お前強くなったな」
 ホットロッドに嘘を見抜かれて山になっているカードをすべて手札にするスタースクリーム。因みにコンボイは一番先に上がっていた。元の姿でも基本的に穏やか路線を崩さない関係上、この手のゲームは意外と強かったのだ(表情が変わらないので見抜けない)。そんな緩く穏やかな日々だがホットロッドは呼び出しを食らい、ゲームはお預けになった。
 「じゃあ、これで」
 「行ってらっしゃい」
 と手を振れば、ホットロッドは軽く頭を下げて庭を出た。
 「何だろうね?用事って」
 「さぁな。よし、ゲームはこの辺にして、少し歩くか」
 その提案にコンボイは嬉しそうにうなずいた。
 一方、ホットロッドはと言うとジェットファイヤーと一緒に通信室にいた。
 「はい、こちらジェットファイヤー副司令補佐のホットロッド…って、ランページ!?」
 『ホットロッド!素粒子コントロールのデータベースを渡そうと思う。これから基地へ向かう』
 「マジかよ…サンキュー!じゃあ急いで司令官に伝える」
 『頼む。通信切るぞ』
 と同時にランページは通信を切った。ジェットファイヤーはランページを迎えるため、ホットロッドはコンボイにこのことを伝えるため、通信室を後にした。
 ジェットファイヤーはランページを迎え、ホットロッドはコンボイとスタースクリームを連れて副司令室のソファに腰かけていた。そのコピーデータをコンピューターに差し込んだ。
 「これが、その仕組みと治療方法のデータベースなんだね」
 「そうです。しかし治す方法はあるのですが急激な変化を伴う関係でリスクが高いことが分かりました」
 「だから効果が切れるまで待つしかない…と」
 ジェットファイヤーの言葉にランページはゆっくり頷いた。
 「すみません司令官。本当に治す方法は時間経過しかないみたいなのです」
 「ううん、有難うランページ。見つけてくれて…だから顔を上げて、ね」
 申し訳なさそうに頭を下げるランページにコンボイは彼の手を握りながらお礼を言った。子供になってしまったものの、あの穏やかな雰囲気はやはり司令官だな、とランページはどこか安心したのだった。
 「まぁ、これで判明したのは大きいな」
 「うむ。じゃあ俺はこれで帰る…」
 『そのまま1泊していけ、馬鹿者』
 突然、モニターからメガトロンの声が聞こえた。通信室には確かステッパーがいた。問答無用でつなげるように言われてしまったのだろう。
 「有難うございます、メガトロン様」
 『対処法を見つけた報酬だ。無理をして帰ったときに倒れては困るぞ』
 儂はこれから外へ出る、と言ってすぐ通信を切ってしまった。自分が地道にデータを探しているのはばれていたのだろう、と思うとメガトロンの何だかんだで部下想いな一面を見た気がするサイバトロン戦士たちだった。
 ―第114日目
 ここでは会話文オンリーで。
 メガ「者ども!カラオケ大会じゃーーー!」
 サン「いえーい!」
 アイ「サイバトロン合同だ!」
 ホト「すげぇテンション」
 メガ「若造、貴様は『なんか幸せ』を歌え」
 ホト「中の人ネタだろ!しかもベタだ!!」
 メガ「最初はベタが一番だ、愚か者!そのあと、フリーダムだ」
 ホト「へいへい」
 メガ「スラスト、アイアンハイド。お前たちは『No limit』だ」
 スラ・アイ「「…」」
 ホト「拷問に近いぞ、それ。しかも貴重な男性枠」
 副司令「俺は『Will』行っちゃうぜ」
 司令官「頑張ってー」
 サン「俺は『愛を取り戻せ』だぜ」
 ラン「それっぽいな」
 デバ「儂は『For the dream』で行くぞ」
 メガ「そっちで来たか」
 スタ「なんだ、このテンションは…?」
 メガ「若造、『ハレルヤ』の冒頭でコントをやる。貴様はラットルパートをやれ!」
 ホト「何で俺!?」
 メガ「それっぽいポジション以外にあるか、馬鹿者!儂はデプスチャージだ!」
 デバ「まんまだな」
 メガ「よし、〆は『千年のソルジャー』だ」
 サン「待っていましたぜ!俺は…」
 メガ「えびチャーハンを頼むぞ」
 副司令「まぁ、この歌は良いけどな…」
 スタ「元の合唱はカオスだぞ」
 司令官「すぅ…」
 スタ「疲れて寝てしまったな」
 ホト「可愛い寝顔だよなぁ、司令官」
 スタ「この寝顔は安心する」
 ラチェ「写真はあるから安心しろ」
 副司令「いつの間に撮ったんだ?」
 グラ「さっきですよ」
 ステ「司令官、元気になりましたね」
 ホト「そうそう、それだよ。本当に元気になってくれたのは嬉しいさ」
 副司令「後2か月の辛抱ですからね」
 ―第116日
 カラオケ大会が終わり、サイバトロン基地は息抜きにカラオケすることが多くなったとか何とか。
 「はぁ…『なんか幸せ』は勘弁して」
 「サイバトロンのトップはお前が適任だ」
 とジェットファイヤーは元気そうに答えたが…中の人ネタじゃないですか!と、ホットロッドの叫びは誰も聞いていなかった。
 ☆後がきの跡
 デストロンサイドその2でした。連載はあと4回で終わります。次はGFです。
 みんな大好き司令官です。ホトロの歌は烈火の炎のOPで岡野さんは烈火やっていました。基本的にカラオケのシーンで出している歌は中の人ネタ。でもアイアンハイドとイカトンボは拷問。

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