SS・GF

 SSです。すっげ短いですけど…どうぞ。



 18話の裏側「コビーの探索風景」
 ギャラクシーコンボイ達はアニマトロス、エクシリオン達はスピーディアでプラネットフォースを探している頃、サイバトロン基地ではドレッドロックとバックパックは基地の留守を預かっていた。のだが…、
 「あれ?お兄ちゃんは??」
 「ドレッドロック、バックパック。コビーはいないの?」
 地球で出会った子供達ことバドとローリだが…一人いない。バドの兄コビーの姿が。
 「見かけていないが…。それにホップ達もいないんだ」
 「ええ!?」
 「だから今、移民トランスフォーマー達にも画像データを送って探してもらっているんだよ」
 それを聞くと、バド。
 「僕たち、お兄ちゃん探すのを手伝うよ」
 「心当たりのある場所なら私もわかるから、お願い」
 「分かった。じゃあ移民トランスフォーマーと共に探してほしい」
 コビーの探索方針が決まると、ローリたちは分かったと返事をしてから基地を出て行った。
 「…まったく、困ったものだ」
 「副司令…大丈夫ですよ。コビーはああ見えてしっかりしていますから」
 「そうだと良いが…」
 いない事が不安なのかと思ったが、それとはまた違う意味で心配しているようだった。
 一方、ローリとバド。
 「お兄ちゃん、どこ行ったんだろう?」
 「もう、コビーの馬鹿!…でもホップ達もいないってのが気になるわね」
 ドレッドロックは確かにそういった。マイクロン達もいないのである。そっちも探さなければならないが、そもそも簡単に外へホイホイ出る性格ではないだろうと思うが…。
 「でも簡単に聞けないからなー、移民トランスフォーマーたちに聞いてみようよ」
 「それしかないわね。でもコビーよ!どこ行ったのよ、もう!!」
 ローリの叫びにバドはやれやれと思いながら、探索を始めた。
 さて、ドレッドロックはというと…、
 「副司令。ガードシェルや総司令官たちと通信つなげます」
 「分かった…え?」
 ガードシェルの足元にはコビーがいた…。そう、さっきまで探していたコビーが…。
 「ふ、副司令…?」
 この直後、帰ってこいとコビーに怒ったのは言うまでもない。
 オマケ
 ※19話と20話の間
 ドレ「総司令官も甘すぎます。大体子供たちに何かあったら…」
 ギャラ「落ち着くんだ。ドレッドロック」
 ドレ「こっちがどれだけ心配したと…」
 ギャラ「ドレッドロック?」
 ドレ「貴方も例外じゃありません!2つの惑星行ったり来たりで心配じゃないとでも言いたいのですか!」
 ギャラ「うぐ…反省します」
 ドレ「でも…無事で何よりだったのも本当です‥」
 バク「う~む、この雰囲気か」
 エク「仲良いよな」
 ファス「旦那の心配をしている妻だろ」
 ガド「馬鹿な喩えをするな」
 ベク「だが大体間違っていないのが怖いぞ」
 ライ「え?二人ってできているのか?」
 全員「「「「「「違うだろ」」」」」」
 後書き
 18話の副司令達、どうしていたかなーと思って書きました。オマケは割とノリで書きましたが、この後2人にばれてドレッドロックの雷が落ちたのは言うまでもありません。

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