信之「しまった!8日の時点で突破していたというのに…」
幸村「お詫びに会話文だけとなりますが、この話の補足をやります」
~後日談~
信之「足のけがは、もういいのか?」
稲姫「幸村、大丈夫?」
幸村「はい、大丈夫です。歩くくらいならもう平気です」
吉継「信之、縁談の事だが幸村は最後までお前に黙っていることを反対していたんだ」
信之「え…」
昌幸「儂らは黙っておくように、と強いらせたのだ。お前が騒ぐと思ったから黙っておいたのが真相だ」
信之「じゃあ、幸村はあの時…」
吉継「きちんと話そうとしていたと同時に本気で謝ろうとしていた。ずっと気にしていたぞ」
信之「そうだったのか…私は幸村の事を信じてやれずにいたとは…」
昌幸「それは儂たちにも非はある」
吉継「俺達の行動が結果的に幸村を傷つけてしまったからな…。だから存分に俺や信之に甘えると良い」
幸村「え?わわ…吉継殿?」
吉継「信之、一緒に行くぞ。饅頭が美味しい店を知っている。そこで一緒に食べるぞ」
信之「あ、ああ…幸村、一緒に行こう」
幸村「はい!では父上、行ってきます」
昌幸「もう喧嘩するでないぞ」
~怪我の手当て~
娘「清正様。こちら、包帯と手ぬぐいと水です」
清正「すまない、色々と…」
店主「いいえ、何かあれば遠慮なく呼んでください」
娘と店主は部屋を出る
清正「幸村、今から泥落として手当てするからな。無理にしゃべらなくても良い」
幸村、こくりと頷く
清正(にしても随分泥まみれだな…。それに怪我も酷いし、こりゃ治るのに時間がかかりそうだな)
幸村「…っ!」
清正「わりぃ、しみたか?」
幸村は首を横に振る
三成「傷はどうだ?」
清正「大きい傷より小さい傷が多いな、小石が入っているからそれをとらねーと。包帯と傷薬で何とかなる範疇だ」
三成「そうか…幸村、何があったのか今は言わなくてもいい。だが怪我は治しておけ」
清正(こいつも幸村の頭をなでるんだな…あ、頷いた)
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