【「生存戦略」としての倍速試聴】話題の映画やドラマを倍速試聴してでも観る、細かいところはWikipediaで補足する、という若者たち。なぜそこまでするのか。https://t.co/EYMUN8xkbv
— 現代ビジネス (@gendai_biz) June 6, 2021
◆最初に…
読んでて思ったのは「今そんなことになっているの?」「めんどくさい」「それ、オタクちゃうやろ」だった。この記事が掲載される前に#1・前後編を読んだけど自分の高校・大学時代から様変わりしている…同じ感想じゃねーか、これ。その一方で「サイコパス3で梓澤が些々河を消したって事が分からないタイプかもなー」って場違いな感想浮かんだのは内緒だぞ
◆オタクとは
『げんしけん』でも触れられた話題だったと思うんだよ。いつの間にかなっているもんだし、そもそも意識してなるものじゃない。何かしらの作品について知的好奇心が旺盛で周りに言われて初めて気づくってのがオタクじゃないかと思う。実体験として小4の時に同級生に初めてそう突っ込まれるまで全く自覚してなかった。…と思ったら解説していたので下に引用。申し訳ないけど「何だかなー、今の子たち」が先に来ちゃう。
ここからは母と冗談半分の遣り取り。オタクなら倍速再生じゃなくて、一時停止・スロー再生・コマ送り・部分再生を駆使するんじゃないかなーって(笑)。伏線や手紙の中身を見るために必死になるんだよ、そこは。
↑参考は「スーパービックリマン」、こういうのを仕込んでいるのを見つける楽しみってものがある。他のカットでは作監デビューだの某ライダーのパロディだの、ハードな作風に反してカット自体はギャグ全開だった
◆自己紹介欄に書く要素が欲しい◆
ある意味で、目的とプロセスが逆になっている。
従来のオタクは、何かが好きすぎるあまり、大量に観たり読んだりする。その結果、他のジャンルが気になってきて興味が広がり、さらに大量に見たり読んだりして、好きなものへの理解をどんどん深め、その過程を楽しむ。SF作品をきっかけにして物理学に興味を持ったり、ファンタジー作品への理解欲求が宗教や神話を学ぶことにつながったりする。そうして、充実したオタ活を満喫するのだ。
しかしオタクに憧れる若者たちは、拠りどころとしての“充実したオタ活”を手に入れることを、まず目的に設定する。
「だから正確に言えば、“オタクになりたい”んじゃなくて、“拠りどころになりうる、好きなものが欲しい”だし、それは“個性的な自分でありたい”だし、一番正直に言うなら“自己紹介欄に書く要素が欲しい”なんですよね」(森永氏)
エントリーシートの見栄えをよくするために、ボランティア活動に参加したり、サークルの幹部をやったりするのと同じだ。
「今の子にとって“好きなものや、打ち込めるものがない”というのは、それだけでものすごいプレッシャーなんです。高校2年くらいまでに、親や学校から『やりたいことや興味があることを絞れ』って言われまくりますから。昔の若者は、彼氏や彼女のいないことがプレッシャーでしたが、今の若者は打ち込める趣味や好きなことがないこと、つまり“推しがいないこと”がプレッシャーになっています」(森永氏)
引用:「オタク」になりたい若者たち。倍速でも映画やドラマの「本数をこなす」理由
もう高校卒業から16年、大学卒業して11年経過して時代は変化していくものだという事を改めて実感するけど、「なんだかなー」って思う面はどうしても拭えない。蓄積についてはゲームもだけど、遊ぶにしても実際に遊んで知って学んで成功と失敗を繰り返してこそ、楽しく遊べるんだよ。シリーズものでてきぱき遊べる人って、ずっとそのシリーズを遊んでいるかRPGなら多くのRPGを遊び続けてきた知識と経験あるから楽しく遊べるんだよ。そもそも楽しく遊ぶんだったらある程度練習は必要になるんじゃなかろうか。それを思うと格ゲー続けている人の研究姿勢と練習量と熱意半端ないなー。
~連載中なので他の記事のリンクも掲載~
#01前編→映画やドラマを観て「わかんなかった」という感想が増えた理由
#01後編→『逃げ恥』『シン・エヴァ』…「リテラシーが低い人を差別しない」作品が時代を制する
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