閃の軌跡 Northern War 第8話感想記事「決意の間、白茶けた城下」

軌跡シリーズ

⛄あらまし

 帝国からの賠償請求の噂は広まり、ノーザンブリア自治州内に緊張がはしる。緊急招集をかけたグラークは、抗戦の切り札となる「人形兵器」を披露し、「英雄の孫」であるラヴィと共にノーザンブリアを守り抜くことを約束した。
 しかし、演説を終えたグラークは幹部へ思いもよらない方針を明らかにする。ローガンは真っ向から否定し、対立はますます深まっていく。
 脚本:恵村まお
 絵コンテ:西田正義
 演出:粟井重紀
 総作画監督:小美野雅彦
 引用:#08「決意の間、白茶けた城下

『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』感想記事です。原作ゲームの話を含むのでネタバレ多い。

略称は↓
『空の軌跡FC』→FC
『空の軌跡SC』→SC
『空の軌跡 The 3rd』→3rd
『零の軌跡』→零
『碧の軌跡』→碧
『閃の軌跡Ⅰ~Ⅳ』→それぞれ閃〇 ※〇には該当作品のローマ数字
『創(はじまり)の軌跡』→創
『黎(くろ)の軌跡』→黎
『黎の軌跡Ⅱ』→黎Ⅱ

■雑感は「本格的に動く中で既存キャラちょいだし忘れず」

 賠償問題ともなればばたつきそうだけど、グラークが喋ったら人が動くの怖すぎる。議員が何も考えずに賛同して大丈夫なのか?これ。ラヴィは「利用する」とは言うが、どこまで奮闘できるのか…。と思ったら、終盤でローガンはクーデター起こすし、ラヴィはローガンと共にグラークが死んだことを目の当たりにするとか急展開すぎるわ。ジェイナも隠していない黒さ。
 タリオンはジェイナのもとについているが真意は?あれだけじゃ分からん。イセリアはラヴィの見方であり続けてくれそう。というか、この人、めんどくさがりでノリ軽いけどぶれないから安心。ラヴィの気持ちも察していたし。
 ジュライ(閃Ⅱ)とクロスベル(碧)とリベール(SC)とゲームやっていると「あー…」ってなっちゃう話がわんさか出てきた。その会話の中でリベール組+カシウス+ミュラー描いてくれるし、帝国サイドでもオリビエとオズボーンの会話で情報つかんでいる様子を描いていたのでゲーム既存キャラも最初を思えば出しまくっている。結社も半分以上シルエットだけど出血大サービスなぐらい描いていた。

今回登場したゲームの既存キャラは下記の通り。

登場→オズボーン、オリヴァルト

セリフなし→エステル、ヨシュア、ティータ、アガット、クローディア、シェラザード、ジン、オリビエ(SC8章時)、ミュラー、カシウス、マクバーン、アリアンロード、シャーリィ、マリアベル、ブルブラン、カンパネルラ、デュバリィ、ヴィータ

 

■オズボーン・オリビエについて

Q.オズボーンって、どんな人?
A.元帝国軍准将の現帝国宰相。政治・外交の手腕共に怪物。平民からの支持は強いが貴族受けが悪い。ジュライをはじめ、やり方が強引すぎて反感買う事も…。才能を見出した「鉄血の子供たち」がいるが、本人含めて闇が深い。色々やりすぎのひでーおっさんだが、3rd~閃Ⅳまでやると評価が変わるおっさん。
 レクターは「おっさん」、ミリアムは「おじさん」と呼んでいるが特に訂正していない。
 マキアスの父カール(帝都知事)は盟友。
 初登場は3rdのオリビエの扉シナリオだがSC第8章で名前だけ出ていた。

Q.オリビエって、どんな人?
A.帝国の皇子だが母親が平民なので皇位継承権はない。異母妹・弟との仲は良好。通称「放蕩皇子」。
 初登場はFCでパーティキャラの1人。未登場は零・黎・黎Ⅱぐらいで(それでも名前もしくは1枚絵で出ている)、シリーズ初期のパーティキャラとしては最多レベル。
 最初は「オリビエ・レンハイム」と名乗っていたが、SCで初めて「オリヴァルト・ライゼ・アルノール」と名乗っており、以降のタイトルでは状況によって名前を使い分けている。リベール組がオリビエ呼びなのはこのため。
 飄々としてフリーダムな言動が目立っているが、しめる時はしめる。なお愛用のリュートは武器。
 幼馴染のミュラーとのやり取りは漫才さながら。調子に乗りすぎてミュラーに度々諫められている姿は必見。

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