仮面ライダーギーツ第40話「創世Ⅱ：タイクーン覚醒」感想記事

特撮・感想2
2023.06.20

🦊あらまし🥷

　「ジャマトを操るような、この人物は一体…」
　DGP運営によって残されたジャマトは人間に寄生するという進化を遂げていた。これを導いていたのは装いも変わった五十鈴大智。人々がジャマトに寄生される光景を目の当たりにした景和と道長は仮面ライダーになり平和を守ることを決意する。
　一方ジットはベロバとケケラに接近。大智は品種改良に精を出している。
　いくら払えど纏わり付いてくる不幸の匂い。悪徒達の企みは日常崩壊の足音を響かせ始めた。
　～ポータルサイトより引用～

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仮面ライダーギーツの感想記事です。感想はアンダー。また雑誌のインタビューにも触れていて、先の展開について触れてもいる場合もあるので読むときは自己責任で。

黎明（1）→邂逅（2～9）→謀略（10～16）→乖離（17～24）→慟哭（25～32）→慕情（33～38）→創生（39～）

🐱感想🐂

創生の神側：ギーツ（英寿）、タイクーン（景和）、ナーゴ（祢音）、バッファ（道長）、ツムリ
運営側：ジット（GM）、サマス、スエル、ケケラ（タイクーン）、ベロバ（バッファ）
ジャマ神：五十鈴
・沙羅、Wワーク開始→身近な人を守る
　・公式から妹のこはくちゃんがやってたオニシスターネタ書かれていた
・姉の捜索をする景和と共に行動する英寿
・英寿、沙羅さん呼び。何気に初めて。以前は「タイクーンの姉さん」
・五十鈴、ジャマト化
　・五十鈴→マーレラジャマト（三葉虫）
　・以前の会話でジャマト化についてのシーンがあったが回収された
　・強さは変わらず
・寄生ジャマトの解説
　・フェーズ1は元に戻れるが、2からは元に戻れない上に消滅する危険性が生じる
・道長、景和はライダーとして戦う決意を固める
・沙羅、五十鈴によりジャマトにされたうえ、事情を知らない道長に斬られる
・景和の目の前で沙羅消滅
・道長、言い訳をせず「俺がやった」
・雨の中で景和の隣にたたずむ黒いタイクーン
・ウィン、ジットとタイマン
・ジット＆サマス、ベロ婆＆ケケラにカード渡す
・ジャマト食う五十鈴にドン引きベロ婆＆ケケラ
　展開が地獄（特に景和と道長）。沙羅の死で何がやばいって…、
　・景和は家族全員デザグラの巻き添えで失う。特に沙羅は目の前で消滅
　・祢音は唯一の友人を失う
　・英寿は自身の目的を台無しにされる
　・道長は大嫌いな仮面ライダーと同じ轍を踏んでしまった
　と、景和と祢音だけじゃなくて英寿と道長も影落とす結果になったの酷い。言い訳しない道長も怒りの矛先が彼に向かう景和も、これまでの積み重ねから辛いけど納得できてしまうの酷い。景和はこれまで沙羅の危機に度々なりふり構わずだったこと、道長は粗暴な言動が目立つが真面目で不器用、ジャマト化の性質について五十鈴以外は誰も知らなかったゆえの悲劇。公式でも「道長も景和も悪くない」とフォローしている位だからね。
　道長のショックを受けた表情も辛いし、景和の叫びも辛い（佐藤君の演技が凄いことになってる）。道長の大暴れは予告で流れたけど、倒した相手はジャマト化した沙羅だったために地獄。いや、ジャマト化の可能性は考えていたけど本当になるなんて思わないじゃん…。
　その一方で鞄からクソデカ丸底フラスコを取り出し、ジャマト食う姿（ベロ婆＆ケケラのドン引き草）でやることなす事邪悪すぎるくせにネタに走っている五十鈴が腹立つ。ライターまでジョジョネタ使うなや…。
　運営側はツムリは女神の力覚醒済で狙う気満々だし、混沌すぎる。

　最後。展開は地獄すぎるのに黒のタイクーンがかっこよすぎるのずるい。だけど次回予告の景和の声色がドス効きすぎて怖い。
　まじでこれは反則。まずは武器がシンプル。ギーツバスターQB9は剣と銃に変形可能だけど、飾りっ気のない刀であえて言うなら鞘の色でタイクーンの武器と分かる感じ。ちびっこ向けのヒーロー番組でこんなシンプルな武器出すんだって思った。
　次は色。黒メインで差し色程度に緑使って、目の色が赤でまがまがしさを感じるけど重厚感が良い（ただ劇場版ポスターだと目の光り方が違う）。マントもかっけー。総じてギーツⅨと真逆なので並んで立ったら対照的になってかっこよさそう。

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