すっかり忘れていました…。ごめんなさい…。
WILD ADAPTER 4 (4) (キャラコミックス) (2005/06/25) 峰倉 かずや |
■:久保田&時任
☆:共通
△:私の感想や意見
■言霊
久保田は虚構の中で生きてきた…自分すら信じられず、言葉も発すれば嘘になる世界…。巻き込ませないように時任を突き放したが、やはり欠かせない存在であった。
■模索
久保田の過去も自分の事も知らない…自分でも分からない苛立ちを抱え始めた時任。コウから久保田が容疑者として拘留されている事を聞き、そして「本当の事は、貴方が持っているんじゃないんですか?」―そして時任は、どうしたいのか決心した…久保田の釈放を…。
☆すれ違い、そして―
久保田が出かけ、かかってきた電話の女性:アンナに会った事から時任は心情が変わり、久保田は時任を巻き込まぬようにと遠ざける。突然の事で憤りながらも、コウから真実を聞かされる…。最終的に久保田は釈放され、入り口で時任は待っていた。そして、久保田は時任の存在を実感した…。
△切なさと言葉
言葉の重さと2人のすれ違いを経て気づいた事が良く描かれていたと思います。久保ちゃんよりも時任に感情移入…って、いつもですね(時任派な私:笑)。 何をどうしたいのか、自分はどうありたいのか―いつだって模索の続く日々でしょうね。
●ベストショット
言葉で語れません。泣きまた…。
●名セリフ
「ホントの言葉なんて ひとつもないんだ」
Dice23から。単行本110ページより。こうは言うけど、人間って何か許せない事があると、人ではなく自分に嫌気がさすことがありますよね。このセリフ…余りにも重過ぎる。
「久保ちゃんのものは 全部 俺のものだ」
Dice24から。単行本137ページより。アンナの言った事を毅然と「当たり前じゃん」と言い返したときのシメ。この台詞聞いちゃえば、久保田を動かせ、救えるのが時任しか居ないと思いますね。
◇感想
本誌で少し読んだ事在ります。最初は「ナンじゃ、こりゃ!?」でした…。滝さんの「トッキー?」が忘れられません。 …とまぁ、本題はいります。どの位の方が時任と同じ気持ちで探す事をしたのでしょうか。模索する時任が健気です。
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