第1章:数えつつも突っ込みは欠かしません(TV版)
早速確認すべく、第2話から調査開始。
「ねぇ当麻…この自己紹介はないんじゃないの?」
「いきなり太閤関白はないよなぁ~」
「何だよ、急に」
突込み勢力の二人組に若干不満げな表情になる当麻。誰か助けてくれる気配はない。征士も遼もムックを読みながら本編を観なおしている最中である。
「俺、ちゃんと真田忍軍って言っている筈なのに何故か真田幸村の子孫扱いされちまうんだよな」
「仕方なかろう。2004年に販売された戦国無双では中の人は真田幸村を演じている事もあるが、真田の姓ゆえに生じる間違いであろう」
「そうか…あ、第2話っていうと初めて結界をはった話…」
それ以上の事を言いかけた遼を止める当麻と征士。そりゃそうだ、単純に結界!!なんて叫んで出来ちゃう代物なのだから、観ていて恥ずかしいものがある。とかなんとか言っているうちに第2話も大詰めになっていた。
「初めて遼の名前を言っていたのは当麻なんだね」
「それはそうと貴様、何が【遼の敵討ってくれる!】だ!?勝手に遼を殺すな!!」
「皆、落ち着いて…当麻だって悪気があっていった訳じゃないんだから」
「そうは言うけど、それを言って誰も突っ込まかったじゃないか!!何で俺ばかりに突込みが入るんだよ!?」
とうとう切れた当麻、戸惑う遼、呆れる伸、怒る征士、もう付き合いきれない秀の検証の日々はまだまだ続く…。
この後も突っ込み放題。歯ごたえに突っ込む征士、突っ走る遼と秀に呆れる伸、7分程度で10回越えを決めた当麻に呆れる秀、はぐれることが多かったことに気づく遼、地道に調べる伸、征士もお守りをしているとしみじみ思う当麻、でもやっぱり突込みの対象は当麻…。
「思ったんだけどさぁ、初めて泣いたのは秀なのに誰も気づかないのかな」
「俺…この話(第18話)で初めて泣いたんだ」
涙の話で唐突に盛り上がる5人。管理人は遼の泣き虫扱いに釈然としないのである。そもそも、この検証を始めた理由も印象で語るのはいかん!!調べるぞ!!なのだから。
「まぁ先に結果を言うと…」
遼:18話、23話(2回)、39話、外伝2話
当麻:39話
征士:39話
伸:39話、キコデン2話&4話、メッセージ2話
秀:8話、39話、キコデン3話
「伸…お前がOVAで一番泣いているじゃないか」
「言うねぇ…」
でもって。
「ここでイメージについてだが、多く言っていると思われているのは伸・当麻だという事だな」
「俺と征士って、あんまり聞かないぜ」
「征士の場合は不言実行、秀はまともだからと思うわ」
差し入れにと思ったのか、皆に紅茶とお菓子を配るナスティ。
「そうか?」
「征士の場合は言わなくても何か通じるものがあると思うの。秀は遼と仲が良くて心配している様子も大人という事も大きいわね」
印象とは怖いものである。
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