漫画版ネオ

ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー
(1999/12/06)
今木 商事

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 読み直しました。なので感想はアンダー。ネタバレあるし。



 「アンゴルモアカプセル探してー」「ラスボスはユニクロンだよ(アニメ版は外見ガルバトロンだけど漫画版は金ぴかで角映えた昔ながら?の外見だった)」はアニメ版と同じだけど、他は完全オリジナル。そりゃセカンドがあれだけ独自路線だったから、こっちもそうなるよね。ライオコンボイがああなったのを考えると。
 ビッグコンボイの設定だけど、元々はある惑星に住んでいた(因みにマグマトロン部隊も元々トランスフォーマーじゃない事は99年3月号掲載のプレストーリーで既にふれていますね)マンモスって所で色々と衝撃的だと思うよ…コンボイというキャラクターって所で。トランスフォーマーになる前から顔見知った連中だから、因縁の二文字が嵌る。だけどビッグコンボイはマグマトロンと違って、転生した記憶がないままユニクロン遭遇まで生きてきた。ライオコンボイの名前自体は懐かしい感じはするけど記憶にないってのが切ない…。あんまり口にしなかったけど仲間と一緒に暮らしていたのにアンゴルモアカプセルのせいで、仲間を失い、ライオコンボイはビッグを助けたい一心でマトリクスを託したけど却って彼を孤独にさせてしまったのが悲しい。アンゴルモアカプセルで何もかも失くしてしまったなんて…本当に悲劇の主人公だな、おい。最終回でビッグコンボイとして孤独で辛かったけどビッグコンボイとして生きていて良かったと本音を打ち明け、最後に教え子にありがとうと言って死んでしまうシーンはショックだったけど、ハインラッドに「もう一人じゃない」と言われてブレイクたちを思い出すのが本当に一人じゃないとハッとするシーンは号泣しました。何度も描きましたが、最終回はもっと泣きました。ライオコンボイが思わぬ形で登場していましたね。
 マグマトロン。アニメ版じゃ生きていたけど漫画版じゃ死にます。てか7つあったアンゴルモアカプセルがこやつとビッグコンボイに力を与えたからユニクロンの言うとおり、二人がカプセルって事になるよな。絶望で涙を流すビッグコンボイに喝を入れて、サイバトロンもデストロンも関係ない態度をすぐ見せたのは凄いね。最後はビッグコンボイが介錯したけど、思えば部下全滅しちゃったんだよね(ガイルダートは死んだけど他は行方不明)。マグマブレードはビッグコンボイが使っています。
 教え子たち。ご先祖様がセカンドのライオコンボイ部隊の面々。スタンピーはまんまキッド。コラーダとスタンピーは仲良しだし、コラーダはスタンピーの方がリーダー適任と励ますのが良かった。反発ばかりしていたブレイクだけど、敬礼の号令したのがブレイクで良かったと思う。何というか、教え子の中だったら何かとビッグコンボイについて別のキャラの視点で語っている回数が多かった気がする。
 そういえば、あんまりキャラの死亡って印象が薄い感じがする和製BWだけど、漫画版はデストロンほぼ全滅です。

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