診断メーカー結果「あなたは4時間以内に3RTされたら、吸血鬼×ダンピール(半吸血鬼)の設定で付き合っていないけど甘々な雰囲気のクロリンの、漫画または小説を書きます」から。女性向けだと思いますので閲覧注意。
設定
☆リィン→半吸血鬼。瀕死の重体だったがクロウの血で半吸血鬼になった。
☆クロウ→吸血鬼。魔獣に襲われていたリィンを助ける。
通りかかった森で幼い兄妹を襲っていた魔獣を退けたクロウは瀕死の少年と泣きじゃくる少女の傍へ駆けつけた。
「兄様…私を庇ってこんな酷いけがを…。血が止まらなくて…ぐず」
「そうだったのか。助ける方法は確かにあるが…」
「そのためなら私はどんなことでも手伝います!お願いです、兄様を助けてください」
「分かった。嬢ちゃん、今から図を出すからそれ通りに書いてくれるか?」
その方法は少年が人間であることを放棄するほかなかったのだった。が、なぜか半分人間で半分吸血鬼…いわゆる「ダンピール」となって甦った。
「可笑しいな、吸血鬼になると思ったけど…あ、術の形式間違えていた」
「ええええええ!?」
少年はあまりの事実に大声を上げたのだった。
「クロウ君、どんな事であれ息子を助けてくれてありがとう」
リィンの父…彼にとっては義父、エリゼには実父であるテオ・シュバルツァーはクロウを歓迎していた。ルシアもお礼と言わんばかりに御馳走をふるまっているが、クロウは戸惑うばかりだった。
「あの…俺、リィンを半吸血鬼にしたんですけど…」
「そこは驚いたけど恩人に変わりはないから、有難う…クロウ」
当の本人は特に気にせずクロウに向かって微笑んだ。エリゼも純粋に兄が元気になったことを喜んでいたのでクロウ自身、追求するのをやめたのだった。この日から何故かシュバルツァー家の一員となって暮らすことになったが、身内のいないクロウにはどこか温かくうれしいものだった。このお話はその数年後が舞台のである。
―冬・ユミル足湯広場
「クロウもすっかりユミルになじんでいるな」
「お前も半吸血鬼になっているけど大分なじんだみたいじゃないか」
雪かきを一通り終えたリィンとクロウは足湯に浸かってのんびりしていた。リインは最初こそ吸血鬼の力について戸惑いを覚えたものの、飲み込みが早いのかコツをつかんでからは早かった。ユミルの人たちはその経緯を聞いたときは驚くものの、見た目に変化がないため、あっさり受け入れた。もちろん、クロウの事もだ。クロウはこの動じないユミルの人たちに呆れるものの、リィンも密かに同感しているとこっそり教えてもらった。
「お前は養子だったんだな」
「うん…。でも俺を引き取ったことで父さんの誹謗中傷が増えたと聞いて…その、皆俺を受け入れてくれるのは分かっていても、どうしても怖くて…」
テオだけでなく、リィンも罵倒の対象だと聞かされた時はくだらないと一蹴した。それはエリゼも同じであるし、キキはその事で雪玉ぶつけてリィンをいじめるな、と叫び続けていたほどだった。
「今はそう見えないけどな」
「少しは誰かに甘えてもいいかなって思えるようにはなったかも」
「そうか。でもお前、段々と俺には容赦ない態度取るようになっているぞ。ちゃっかり利子だのなんだのって…」
「そうか?だったらクロウの血の影響かもしれないな」
照れ臭そうな表情をしているが、どこか嬉しそうだった。
「そろそろ屋敷へ戻ろうぜ」
「ああ、ちょっと長くいすぎたかな」
足湯を出て二人は屋敷へと戻り、ルシア手作りの紅茶とケーキをみんなで食べてその日はのんびりと過ごした。
(俺もリィンと出会って家族って良いものだって思えるようになったし、変わったのは俺もかな)
と思っているが、そんなこと恥かしくて言えないのでそっと胸の内にしまっておこうと思ったのだった。
おまけ
クロウ「ルシアさんのご飯、いつもうめぇ」
リィン「汚いぞ、クロウ!はい、口服からじっとしていろ」
クロウ「やめて!お兄さん恥ずかしいから」
リィン「だったらきれいに食べろ、バカ!」
エリゼ「兄様とクロウ兄様、本当に仲良いですね」
ルシア「リィンもお兄さんが出来てうれしそうな感じですからね」
テオ「リィンも少しずつ明るくなって何よりだ」
エリゼ「はい!」
コメント