ブレイブルー:CFジンシナリオ・セリフ集 Act1

まとめ記事

 ブレイブルーCFのジンシナリオを振り返りたい人向け。ネタバレのオンパレードなので閲覧注意。



 ☆ツバキ
 3rd:ツバキ
 ツバキ:キサラギ大尉!
     こんなところにいらしたのですね……探しましたよ。
 ジン:ツバキ……僕を探していた? 君が?
 ツバキ:……大尉。お気持ちは嬉しいのですが、現在は任務中です。
     私はあくまで大尉の秘書官ですので、どうぞヤヨイ中尉とお呼びください。
 ジン:そうか、なるほどな。
    ここでは僕は大尉で、ツバキが僕の秘書官というわけか。
 ツバキ:キサラギ大尉?
 ジン:僕には時間がない。そこをどけ、ツバキ。
 ツバキ:いけません、大尉!
     これ以上の単独行動は、統制機構への反逆行為とみなされかねません。
 ジン:なんとでも言うがいい。僕には果たさなければならない約束がある。
    邪魔をするのなら……たとえお前であっても容赦はしない。
 ツバキ:くっ……やむをえません。
     強引にでも、支部にお戻りいただきます!
 ジン:諦めろ。お前では、僕には勝てない。
 ツバキ:キサラギ大尉……なぜです。
     なぜ、統制機構に反旗を翻すような真似を……っ。
 ジン:……『今のお前』に話す必要はない。
 ツバキ:……ジン、兄様……。
 ジン:少し眠っていろ、ツバキ。
    ……この不愉快な悪夢は、僕が終わらせてやる。

 ☆カグラ
 6th:カグラ
 ジン:……カグラか。『此処』で貴様に会うとはな。
 カグラ:おいおい、いくら旧知の仲とはいえ、その口の利き方は感心しねぇな、
     キサラギ大尉。俺はお前の直属の上官、しかも十二宗家筆頭だぜ?
     民の眼もある。カグラ=ムツキ大佐と呼べよ。
 ジン:ふん、階級や権力を傘にする……ずいぶんとつまらない台詞を吐くな。
    本人が聞いたら、さぞ憤慨することだろう。
 カグラ:本人? 何の話だ?
     ……まあいい。それより、お前に命令してあった任務はどうした?
 ジン:任務?
 カグラ:民への圧制を徹底しろと指示したはずだ。世界を統治しているのは帝、
     そして統制機構だ。身分の低い人間たちは、俺たちが導いて
     やらなければならない。
     お前には期待しているんだ。俺を失望させるなよ、ジン=キサラギ大尉。
 ジン:黙れ。
 カグラ:なに? お前、上官に向かって……
 ジン:貴様に対して特別な思い入れなどない。
    だが……これ以上僕に『黒騎士カグラ』を失望させるな。
 カグラ:ぐぁっ……ジン、お前……
     統制機構から逃げられると思っているのか……?
 ジン:僕は逃げなどしない。……ましてや、こんな下らない虚構の世界に
    逃げるなど、死んだほうがマシだ。

 ☆ラグナ
 7th:ラグナ
 ラグナ:よお。遅かったじゃねぇか。
 ジン:兄さん……僕の邪魔をするつもりかい?
 ラグナ:邪魔? おいおい、何わけわかんねぇこと言ってんだよ。
     邪魔するのは、テメェのほうだろうが。
     俺を殺すんだろ? 殺し合いをするために来たんじゃねぇのかよ。
     いいぜ、相手になってやる。
     テメェの大好きな殺し合いを始めようじゃねぇか!
 ジン:……下らないな。虚像ごときが。
    僕に殺されたいのなら、もう少し兄さんらしく振る舞うんだな。
    こんな紛い物を見せつけられては、興が冷める。
 ラグナ:ごちゃごちゃ言ってねぇで……。
 ジン:どこのどいつの策略だか知らないが、気分が悪い。
    ……手加減はしないぞ。
 ジン:つまらないな。
    ……これが本物の兄さんだったら、もう少しは楽しめただろうに。
 ラグナ:グッ……ジン、テメェ……。
 ジン:消えろ、虚像。貴様に構っている暇はない。
 ラグナ:ざけんな……消えるのは……。
     消えるのはテメェだ、ジン!
 CFジン・Act1-7
 ラグナ:グァァァァァァァァァッ!! ※ここでCG挿入
 ジン:くっ……黒き獣……! くそっ、こんなときに……っ。
 ラグナ:グゥゥゥゥゥゥ……!
 ツバキ(声):キサラギ大尉! とどめを!
 カグラ(声):『死神』を討伐し、お前が『英雄』になるんだ!
 ジン(声):ツバキ、カグラ……『英雄』、だと……?
 CFジンAct1-7_2
 ジン:違う、こんなものは僕の望むものではない……。 ※別CG
    英雄だと? 下らん。他人が造り上げた英雄など無価値だ。
    僕には成すべきことがある。
    そしてこれは、こんなふざけた紛い物ではない!
 ナイン(声):だったら、貴方の願望はなに?
 ジン:――――ッ!?

 ☆ナイン
 8th:ナイン
 ジン:この気配……まさか貴様、ファントムか?
    ……いや、違う。そうか、貴様が大魔道士ナインか。
 ナイン:『秩序の力』……ああ、そういうこと。その忌々しい力のおかげで、
     貴方はこの世界に囚われず、願望も再現されなかったというわけ。
 ジン:……願望?
 ナイン:そうよ。ここは取り込まれた人間の願望を叶える世界。
     貴方がさっき見たのは、貴方を取り巻く周囲の願望。
     貴方にこうであってほしいという願望。
 ジン:そのことを知っていると言うことは、貴様がこの茶番を仕組んだのか。
 ナイン:仕組んだ?……フフッ、『仕組んだ』ね……。
     で、だったらどうだっていうの?
 ジン:ふっ愚問だったな。
    どの道僕には、貴様を切り捨てる以外に選択肢が無い。
 ナイン:『氷剣・ユキアネサ』……懐かしいわね。それにその雰囲気、
     気に入らないわ。私の大嫌いな男に少し似てるのよ。
     いらっしゃい。貴方の願望も使命も、粉々にしてあげる。
 ジン:無駄だ。貴様が六英雄のひとりだとしても、僕を惑わすことはできない。
 ナイン:ええ……そう、そうよね。
     貴方は世界の意思……『秩序の力』を持つ者……秩序の力。
     秩序…はっ、笑わせるわ。何が秩序よ。
     そのご大層な力がどんな秩序をくれたっていうの?
     ……ふざけんじゃないわよ!
     どんな力を持っていようと逃がさない……この世界で貴方はひとり
     彷徨い続けて、やがて世界の終わりに……いえ、『終わりなき終わり』
     に絶望するがいいわ。
 ジン:僕が絶望することなどあり得ない。
    この下らない茶番に幕を引き、果たすべき約束を果たす。
 ナイン:ずいぶんと自信過剰なのね。……そう、だったらやってごらんなさい。
     この世界を終わらせるつもりがあるのなら……。
 CFジン・Act1-8
 ナイン:世界が完全なる滅日を迎える前に、帝……いいえ――
     冥王イザナミを、その手で倒しなさい。

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