ロックマンX4の後日譚
ゼロ:終わったんだな。
エックス:そうだね…。
ゼロ:どうしたんだ、エックス?
エックス:アイリスの言葉を聞いた時、ぐうの音も出なかったんだ。
ゼロ:どういう事だ?
エックス:俺にはゼロやトウコ…皆がいる。それに俺は泣けるから自分は辛い事があっても泣けないのに…って。
ゼロ:そうだったのか…。
エックス:俺は彼女を責めて居ないよ。大事な者を失った気持ちはよく分かるんだ。アイリス、辛そうだったから。
ゼロ:俺からも言うことがある。
エックス:何?
ゼロ:アイリスは最期に「エックスの事は、ごめんなさい」と…な。
エックス:やっぱり、心の底では優しさを忘れなかったんだね。良かった…。
ゼロ:しかし、あれだな。俺もよく学んだ事がある。
エックス:?
ゼロ:お前が普段、どんな気持ちで闘ってきたのか…分かった気がするんだ。
エックス:え?
ゼロ:さ、おしゃべりはココまでだ。帰るぜ。
エックス:あ…待って、ゼロ。最後は何言ったの?
ゼロ:教えねぇよ。
エックス:なんだよ、それ!?
ゼロ:うるせぇなぁ…
エックス:う~。でもね…
ゼロ:あ?
エックス:俺はゼロを信じているよ。
ゼロ:なんだよ、藪から棒に?
エックス:ゼロならきっと、壁を乗り越える事を…って。
ゼロ:全く、お前には敵わんな。
ロックマンX:会話のみ

コメント