仮面ライダーギーツ全話視聴して…（2）　キャラクター

特撮・感想2
2023.09.01

🦊ギーツ全話視聴して…

　全話見たので振り返ります。今回はキャラについて。

 

 

🦝成長・変化は伝わる

　英寿は最初「母を訪ねて2000年」だったけど「誰もが幸せになれる世界」を目指すようになったので、凄いよね。また椅子取りゲームで「助け合うことも時には大事」っていう景和の言葉に考えを改めているので、大小問わず変化していった。景和・祢音・道長・ウィン・ツムリの事を大事な仲間と思っているけど、願いに対する共鳴力は景和がダントツっぽいし、創生の神化に関してはツムリと彼の存在がでかすぎる。主人公だけど公式は主役との事。
　景和はもう大化けという名の成長遂げた。願いが初期のものに戻ったけど地に足ついた感じは成長だと思えるし、絶望に叩き落されて暴走したけどそこから脱却して優しさを取り戻した流れが最高。公式曰く「英寿が主役なら景和は主人公」「タイクーンは2号」とのこと。最終回まで見ると、その意味が分かってくる。ただ優しさや協力し合う気持ちは他3人に欠けていたし、持ってないものを持っていたけど終盤捨てたのが悲しい。そしてその重要性を痛感する3人だった件。
　祢音も成長枠。愛がほしいと言ってたけど既に身近にあったってオチだった。桜井姉弟・キューン・鞍馬家と出会い時々ぶつかって、ベロバのせいでどん底だったけど周りの励ましで立ち直って、自分なりに今後の事を考えていったから願いについては自力でかなえた。世間知らずのワガママお嬢様から急成長遂げている。英寿・景和・道長がそれぞれで衝突する中で独自の物語展開したけど、独自で良かった。ドロドロすぎるもん、あの3人…。
　道長はささくれだっていたけど実際は真面目で不器用。自身の幸せを勘定に入れず、他者の幸福を願う超不器用。英寿の事をあれだけ勘違いして恨んでたけど、交流重ねて頼れる戦友になったの凄いね。その代わり後半で景和との確執が深刻になったし、かつての自分そっくりな彼は鏡合わせな存在になっている。和解後見ていると、相性良いの景和な気がする。最終回で描いている願いが小さい事だけど、楽しそうに肉食べている姿だけでも十分伝わる。
　ツムリは感情豊かになったし、映画の「こんなの英寿じゃない！」って叫んじゃうの笑っちゃいけないけど笑った。あと、終盤。公式には悪いが彼女の方がヒロインでは？と思った。物語全体として、あれだけ英寿と腐れ縁出来て女神の力持ちだよ。そりゃねー。OPも固有シーン一杯あるし。

 

 

🐱好きなキャラ

　初期から景和一筋です、はい。他は初期の態度の悪さで素直に好きだって言えないし、態度改めたのも分かるけど好きになったかと言えば…になっちゃうレベル。

　正直ね、40話かけてどん底に叩き落されたのはシャレにならない。創生編での暴れように対して根っこは変わらずお人よしで段々見せるようになった弱さが辛すぎたんだけど、吐き出せるようになったのは安心したんだよね。その分、復活・道長との和解・成長・英寿との絆の再確認はグッとくるけど、創生編はずっとひやひやしていたわー。色々あったけど、この弱さを見せていたから私は景和好きでよかったと思える。そんなに強くなれないよ…うん、それはそう。
　親失って姉ちゃんが自分を守るために必死な姿見ていたら、いろんな感情押し殺してそれでも優しさと正しさを忘れないように生きていたんだったら、いびつになってきちゃうの無理ないよ。やっぱり叱ってくれる大人が必要だったんだ。45話の英寿・ツムリがそれ。

　復活劇とブジンソードのビジュアルの良さからか、景和関係のグッズはすぐ完売する。人気は高いのはそうなんだろうけど、早いよ。履歴書は2度完売になった。ブジンソードバックルと言い、とにかくグッズの売れ行きは誰よりも凄い。英寿・道長も好調なんだけど完売速度は全然違う。

 

 

🐂帰ってくれ未来人

　殆どろくでなしで「好きになれるか！」状態でした。でもギロリは運営が1番マシだったかつ最終的に報いを受けたが覚悟決まっていた（ウィンの件は擁護できないし）、ニラムは憎めない感じはしたし彼なりの信念（リアリティ主義）は見せている、ジーンは考え改めている、キューンは祢音一筋とマシな奴はいるんだけど…ベロケケジットスエルがクソすぎて…状態。
　バッドエンド好きオタクはベロケケジットを否定できないでしょ。あとケケラはチェレーザに通じるニワカくささがあるので、「頭ケケラ」って罵倒で使われそう。使う人既にいるか。
　こんなのに過干渉かつ人形扱いされた景和とその人形遊びのために利用された道長は悲惨だったの思うと…無理。推しの不幸なんぞ、もう見たくねーよ。

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