暴太郎戦隊ドンブラザーズ第46話「悲願達成の影で消える鶴と幻」

特撮・感想2

☆最初に

 じかーい、じかい……
 寺崎はドン家の生き残りだった。ペンギンの獣人となり長きにわたり「眠りの森」を守ってきたのだ。そして次なる森の番人としてジロウを育てていたという。
 獣人は倒すべきか、倒さざるべきか。夏美を救いたい翼、ドン家の責務を追うタロウ。運命に惑うジロウ。彼らの決断はいかに。そのとき一方、ソノイたち脳人にも決断の時が迫っていた。
 紡がれてきた獣と人の物語はいま終幕を迎える。
 ~東映サイトより引用

 暴太郎戦隊ドンブラザーズの感想記事です。感想はアンダー。また雑誌のインタビューにも触れていて、先の展開について触れてもいる場合もあるので読むときは自己責任で。
 46話:前日の龍騎は井上脚本且つ「ガラスの幸福」だった件

 ☆ドンブラザーズ
 🍑・タロウ、👹・はるか、🐒・真一、🐦・つよし、🐕・翼、🐉🐅・ジロウ、🦈・ムラサメ
 ギア(変身/怪人かつ回収)→なし
 アバターチェンジ→なし
 ・ペンギン=ドン王家
 ・村の人は寺崎の見せた幻
 ・消える友人(幻)
 ・満月が森の入り口
  ・翼、そこに気づく
 ・タロウ、獣人乗っ取る
 ・問答無用で獣人を黙らせる
 ・マスク無しゴールドンモモタロウ
 ・許しの輪で消えた人を助けるソノイ
 ・脳トリオ追放される
 ・夏美の救出成功
 ・鶴、多数の獣人の襲撃で死亡
 ・三日月で〆
  獣人関係はようやく終了。翼の目的だった夏美の救出も無事達成。翼と合流してから話の展開が早い。椎名の漫画を読み返して森の入り口を見つけたあたり、頭いい方だよね。彼。重要な点はタロウ&翼がいれば回るのは、それでいいのか?とも思うが。
  翼にとっては悲願達成で何よりなんだけど、その陰で誰にも看取られることなく消滅した鶴の寂しさと寺崎以外はすべて幻な上に目の前でそれらが消滅したジロウが闇(この展開は実行するか否かでギリギリ迷ったらしいけど、脚本家は鬼畜だった)。ついでにいうと放送前日に配信された龍騎は同じ井上脚本の「ガラスの幸福」だったのは偶然とはいえ、‥えぐい。
  脳トリオたちは追放されて途方に暮れちゃって、どんぶらへ。誠意を見せるための会議で金を言い出すマスターに笑う。最終的にソノイは許しの輪を使ってヒトツ鬼化した人たちを助けたので、多少は…ね。雉もこれで助かって、なんだかんだで場の空気察して人助けできるんだって。
  印象的となるとマスクなしゴールドンモモタロウ。井上さんは「樋口本人にいわせたい」とのこと。王家の威光と言葉で獣人を説き伏せるという力業にもほどがある解決方法だったけど、なんだろう…「まぁ、タロウはドン王家の者だし」って説得力はあるのよ。不思議。

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