映画『王様戦隊キングオージャー』感想です ※ネタバレ多い

特撮・感想2

🏰ネタバレなし感想💻💉

 30分でおさめたスタッフの技量が凄い。中村獅童さんの圧倒的オーラと派手な衣装を着こなす佇まいが見事すぎた。

 

 

⛄ネタバレあり感想🌾📚 

 単刀直入に言うと「初代国王との対決を経て、王としての覚悟を決めるギラの話」でした。
 戴冠式の最中に幼馴染のデボニカと再会。彼女が今作のヒロインだけど、役どころもしっかりヒロインだった。孤児院出ていく前に実はケーキをつまみ食いしていたことが分かったシーンでボロ泣きした、墓穴掘っちゃったからギラにばれた流れが好き。本心は王の器になるのが怖いって素直になったり、ギラとの再会直後の会話が幼馴染のそれすぎて可愛い。ラストでケーキを嬉しそうに食べて何よりだった。

 他の王たちの出番はジェラミーがやや控えめな気がしたけど、ヤンマに糸くっつけていたのはいい仕事だったし、お決まりのセリフで物語を〆たので役どころは結構おいしかったわ。
 罪人と向き合うリタ両親と別れを告げるヒメノ前王殿と対峙するカグラギと何かしらの因縁を描かれた半面、ヤンマは無し。ずっと出口探索していたけど、リタが向き合うと決めた時に余計な事を言わないのはヤンマらしかった。けど、シオカラに扉閉じるなって一言言っておけば良かったんじゃないかって思うんだ…。シオカラ悪くないかと言えば…だが。

 この映画の何が凄いって側近ズも短いけど見せ場作っているのでうますぎるんだよ。モルフォーニャのフォローが最高だった。怯えるリタを支えるの良いよね。

 イロキの出番が意外と少なかったけど、雛形あきこさんの悪い感じは迫力あったのでインパクト十分すぎた。
 初代国王ことライニオールは圧倒的すぎる。中村獅童さんだから大丈夫かと思ったけど、カリスマ性といい、王者の風格凄い。衣装も着こなしているので文句なし。

 最後。シュゴッダムのテーマ「inferno」の映画バージョンがかっこよすぎて、ここでも泣いた。

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